ジェンダーから見た日本語教科書

著者 水本 光美 著

出版社 大学教育出版

出版日 2015-04-20

図書タイプ:PDF

対応機種:Windows 対応機種:iOS 対応機種:Android

貸出

「女ことば」と「日本女性像」という2つの着眼点から、日本語教科書の中に、いかにジェンダーが潜んでいるか、それらが現代日本社会の現状を正しく反映しているかどうかをデータ分析結果の比較から考察し、さらには今後の日本語教科書のあり方を述べる。

「女ことば」と「日本女性像」という2つの着眼点から、日本語教科書の中に、いかにジェンダーが潜んでいるか、それらが現代日本社会の現状を正しく反映しているかどうかをデータ分析結果の比較から考察し、さらには今後の日本語教科書のあり方を述べる。

北九州市立大学基盤教育センター教授。専門分野は、日本語教育、言語学、社会言語学、ジェンダー、教育工学。研究領域は、専門日本語、アカデミックジャパニーズ、ビジネス日本語、メディアにおける言語使用とジェンダー、ことばとジェンダー。

序章 日本語教科書は日本文化への入口

第1部 女ことばは若者から消えてしまったのか:女性文末詞の行方
第1章 女性文末詞の使用実態状況
第2章 4世代の主張度の高い女性文末詞使用実態状況

第2部 日本語教材は現代日本女性のことばづかいを反映しているか
第3章 日本語教材における女性文末詞の使用実態調査
第4章 日本語教材が学習者に与える影響

第3部 日本語教科書に描かれる女性像は現状を反映しているか
第5章 日本語教科書が伝える日本女性像
第6章 現在の実社会における女性の姿
第7章 日本の家族像

第4部 日本語教師は教科書が伝えるものをどう考えているか
第8章 日本語教師に対する意識調査
終章 これからの日本語教科書