テロリストの息子

著者 ザック・エブラヒム著  ジェフ・ジャイルズ著 佐久間裕美子訳

出版社 朝日出版社

出版日 2015-12-05

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貸出

"(TEDブックス)ジハードを唱えるようになった父親が殺人を犯したとき、その息子はまだ7歳だった。1993年、投獄中の父はNY世界貿易センターの爆破に手を染める。家族を襲う、迫害と差別と分裂の危機。しかし、狂気と憎悪が連鎖するテロニズムの道を、彼は選ばなかった。共感と平和と非暴力の道を自ら選択した、テロリストの息子の実話。全米図書館協会アレックス賞受賞。"

キッチン、洗面所、トイレ、お風呂などの水回りの汚れや消臭、湿気対策に効果的な活用法を中心に掲載。

ザック・エブラヒム(Zak Ebrahim)1983年3月24日アメリカ・ペンシルべニア州ピッツバーグ生まれ。工業エンジニアのエジプト人を父に、学校教師のアメリカ人を母に持つ。7歳のとき、父親がユダヤ防衛同盟の創設者であるラビ・メイル・カハネを銃撃し殺害した。彼の父、エル・サイード・ノサイルは服役中に1993年の世界貿易センターの爆破を仲間とともに共同で計画する。エブラヒムはその後の少年時代を街から街へと移動して過ごし、彼の父を知る人々からは自分が何者かを隠して暮らした。彼は現在、テロリズムに反対する立場をとり、平和と非暴力のメッセージを拡散させることに自分の人生を捧げている。2013年にはニューヨークで開催されたTEDの公募イベントに参加し、翌年のTEDメインカンファレンスではスピーカーに選出された。本書はそのTEDトークをもとにしている。ジェフ・ジャイルズ(Jeff Giles)ニューヨーク在住のジャーナリスト・小説家。『ニューヨーク・タイムズ・ブック・レビュー』『ローリング・ストーン』『ニューズウィーク』誌に寄稿し、『エンターテインメント・ウィークリー』誌では主席編集者を務める。ヤング・アダルトを対象とした初の小説が2016年にブルームズベリー社から出版予定。訳者:佐久間裕美子(さくま・ゆみこ)1973年生まれのライター。慶應義塾大学を卒業後、イェール大学大学院で修士号を取得。1998年からニューヨーク在住。新聞社のニューヨーク支局、出版社、通信社勤務を経て2003年に独立。これまで、アル・ゴア元アメリカ副大統領からウディ・アレン、ショーン・ペンまで、多数の有名人や知識人にインタビューした。翻訳書に『日本はこうしてオリンピックを勝ち取った! 世界を動かすプレゼン力』(NHK出版)、著書に『ヒップな生活革命』(朝日出版社)。 ◆本書の著者、ザック・エブラヒムのTEDトーク