インターネット時代の学校図書館 -司書・司書教諭のための「情報」入門-
インターネットと学校図書館のあり方をわかりやすく解説 情報化社会が急速に発展し、学校図書館にもインターネット端末の導入が始まった。今後「調べ学習」等教育での積極的な活用が期待され司書の役割は一層重要になる。本書は学校情報化における図書館と司書のあるべき姿を具体的に提言。インターネット導入から検索、評価、著作権等を平易に解説。初歩的操作法も解説した。
アメリカ的なスクール・ライブラリアンシップの考え方を日本に導入し、司書教諭のリカレント教育に生かそうという本。その際に、インターネット導入に向けての学校図書館司書教諭の役割に焦点を絞り、司書教諭がもつべき専門的知識と技術がどのような範囲のものであるかを明らかにする。情報リテラシーの概念からはじまって、情報ネットワークの概念、インターネットの導入における学校図書館の位置づけおよび管理方法、情報源の評価、情報検索の技術と検索結果の評価、インターネット利用における著作権の問題など多岐にわたる内容を記述。
1 学校図書館へのインターネット導入と司書教諭
2 情報活用能力の育成と学校図書館
3 インターネット導入と方針の決定
4 インターネットの検索技術
5 検索システムの評価
6 インターネット上の情報の評価
7 司書教諭の著作権への責任
付A ジャネット・マーレー講演要旨:学校図書館でテクノロジーの道を切り開く
付B 今後の学習のために