日本語は面白い
この本のテーマは二つあります。一つは、言語は単なる伝達手段ではない、思考様式を規定し、新しいものを生み出す創造的働きがあること、文化モデルとしての言語の力、記号-コード-メッセージ構造という言語構造を明らかにしたいということ。もう一つは、日本語そのものの力、21世紀の世界共通語になりうる要件を備えたすばらしい言語であることを知ってもらいたい。ともすれば日本人は日本語を難解なやっかいもの扱いしがちですが、それは誤解であり、至ってわかりやすい言語、使い勝手のいい言語であることを理解してもらいたいということです
この本のテーマは二つあります。一つは、言語は単なる伝達手段ではない、思考様式を規定し、新しいものを生み出す創造的働きがあること、文化モデルとしての言語の力、記号-コード-メッセージ構造という言語構造を明らかにしたいということ。もう一つは、日本語そのものの力、21世紀の世界共通語になりうる要件を備えたすばらしい言語であることを知ってもらいたい。ともすれば日本人は日本語を難解なやっかいもの扱いしがちですが、それは誤解であり、至ってわかりやすい言語、使い勝手のいい言語であることを理解してもらいたいということです
1958年大蔵省入省、大蔵省官房審議官、人事院職員局長、東洋火災海上保険株式会社社長、セコム損害保険株式会社会長等を経て、現在、日本化薬メディカルケア株式会社特別顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
まえがき
第1章 漢字の不思議
第2章 カタカナ語の可笑しさ
第3章 日本語の面白さ
第4章 やまと言葉の雅び
第5章 日本語は世界語になりうるか
あとがき