東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方

著者 上田正仁

出版社 ブックマン社

出版日 2013-03-17

図書タイプ:PDF

対応機種:Windows 対応機種:iOS 対応機種:Android

貸出

東大で立ち見続出!
人気講義のエッセンスを凝縮した、 「思考」のトレーニング法とは――。

「自ら考え、創造する力」――このスキルこそが、先の見えないこれからの時代には必要不可欠です。しかしこの能力は、生まれつきのものではありません。意識的な訓練によって鍛えることができるのです。本書は、東京大学の教授が立ち見続出の人気講義をもとに、`思考のトレーニング方法`を誰もが実践できるよう、やさしく解説したもの。本当に役立つ知恵が身につくだけでなく、考えることが楽しくなります。
「考える力」を要求されている大学生だけでなく、自ら課題を見つける「創造力」を求められる社会人や、大学や社会でどんな力が必要とされているかを知りたいと思っている中高生にも活用してほしい一冊です。

なぜ、伝わらないのか?どうしたら、伝わるのか?伝言から、プレゼン、交渉まで―みんなの悩みにこたえ、きちんと伝わるための基礎トレーニングのすべて。「考える」プロが伝授する「伝える力」を鍛えるための3ステップとは?頭の中の思考を整理し、自分らしく、心から相手に「伝える」ためのヒントが満載。

上田/正仁
1963年、大阪市生まれ。東京大学大学院理学系研究科(物理学専攻)教授。専門は原子気体のボース=アインシュタイン凝縮の理論的研究、および量子情報・測定・情報熱力学。1988年、東京大学理学系研究科修士課程卒、博士(理学)。NTT基礎研究所研究員、広島大学工学部助教授、東京工業大学教授等を経て、2008年より現職。
2012年、2013年に東京大学駒場キャンパスの教養課程で「基礎方程式とその意味を考える」を開講。大学に入学したばかりの1、2年生を対象にこれから進むべき指針となる「人生の基礎方程式」を説き、自由闊達に質問が飛び交う対話形式の講義は心揺さぶられ、ためになる授業として大きな反響を呼んだ

(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

予講 「考える力」とは何か
「考える」能力は「頭の良さ」と同じではありません
「考える」という行為は、外部からは進み具合や成果が見えづらい ほか

第1講 「問題を見つける力」を身につける!
まず、「問題を見つける力」を養おう
何気なく考えていることの中から、問題の種を見つけ出す ほか

第2講 「解く力」を身につける!
創造的な問題を解く方法は、自ら編み出すしかない
複雑な問題を「類型化」して、まずシンプルにする ほか

第3講 「諦めない人間力」を身につける!
諦めず最後まで考え続ける
すぐに認められる成果を出そうとしない ほか

第4講 考えることは、創造すること
マニュアルの時代から創造する時代へ
マニュアル力のかなたの創造力 ほか