あたまの地図帳 : 地図上の発想トレーニング19題

著者 下東史明

出版社 朝日出版社

出版日 2012-07-18

図書タイプ:PDF

対応機種:Windows 対応機種:iOS 対応機種:Android

貸出

地図を片手に脳内散歩。
(オールラウンド)アイデアの教科書。

世界や日本をテーマに地図と向き合い、あたまの中を散歩し、疾走する。「凝視」「立場」「方角」---19の思考法と出会っていく。新進気鋭のコピーライターが、地図からあたまを整え、考え方を考えていく。すべての人があたらしい思考法をインストールし、簡単に頭脳をアップデートできる画期的な本。

「自分の頭の歩き方を知りたかった。流行を追う前に、自分の頭を掃除したかった。考え方を変えたかった。無意識に使っていた自分の発想法を整理したかった。世界や日本をもっと知りたかった。快適に地図を読めるようになりたかった。

見慣れた地図や、知ったつもりでいたニュース。実は、みんなちゃんと見ていなかった、知らなかった。だからこそ、埋まっていた、宝だらけだった。」

――僕がどんな思考法と出会い、どんな思考実験を行ったか、どんな「見方の刷新」が生じたのか、その軌跡がこの本のすべてです。軌跡を一緒になぞってもらうことで、今まさにこれを読んでいる皆さんの頭の中にも、僕が獲得したような「思考法」「見えないものが見えてくる道具・武器」が必ずやインストールされると信じています。(まえがきより)

下東/史明
(株)博報堂第一クリエイティブ局コピーライター。明治大学・非常勤講師。東京コピーライターズクラブ会員。1981年京都府生まれ。2004年、東京大学法学部卒業後、(株)博報堂入社。主な仕事に、アサヒMINTIA「俺は持ってる。」、マンツーマン英会話GABA「ハイ、そこでGABA」、アサヒ一本満足バー「マンマン満足」、イエローハット・テレビCM、サントリー胡麻麦茶「高橋克美さん」キャンペーン、逆流性食道炎啓発「食道捜査官・筧利夫」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

まえがき
1 凝視 その先の一点を見据える。
2 立場 普段立たない、新しい視界へ。
3 方角 どこにいるか、どこに行くべきかを把握する。
4 争点 なぜ争う、を知る。
5 宗教 深く知るとは、バックボーンを知ること。
6 ルーツ 元々どこから? そしてどこへ?
7 ストーリー 物語ることで記憶は強まる。
8 2位 全体まで一気に俯瞰する。
9 スケール 見かけ通りと見かけ以上。
10 距離 実感できれば勝ち。
11 経路 道も人生も、どう進むか。
12 目印 街の中にも頭の中にも、道しるべがある。
13 交差点 交わって生まれるもの。
14 探索 手がかりと答えは違う。
15 整列 美しく把握する、美しく知る。
16 類似 浮き彫りにする。
17 差異 似たものだけれど、似てないものから学ぶ。
18 志向 井の中から出るために。
19 限定 1つに絞って楽しむ。
あとがき