(電書)スッキリわかるJava入門 第2版
Javaの「どうして?」「なぜそうなる?」が必ずわかる入門書の決定版!
ランキング1位の大人気Java入門書に改訂版登場!
本書は、Javaの基礎から初学者には難しいとされるオブジェクト指向まで、膨らむ疑問にしっかり対応し、Javaプログラミングの「なぜ?」がわかる解説と約300点の豊富なイラストで、楽しく・詳しく・スッキリとマスターできる構成となっています。
「なんとなくJavaを使っているけれど、オブジェクト指向の理解には自信がない」「学習の途中で挫折してしまった」という方にもおススメです。
プログラミング学習のネックとなる「開発環境の準備」と「多発するエラーへの対応」には、ブラウザ上でコーディング、コンパイル、実行ができる仮想開発環境「dokojava」を読者特典として用意し、エラーによく効く「虎の巻」を巻末付録として用意しました。
本書でぜひ、Javaプロフェッショナルへの第一歩を踏みだしてください!
●第I部 ようこそJavaの世界へ
はじめてのプログラミング / プログラムの基本構造 / 変数 / 式と演算子
/ 評価のしくみ / 分岐 / 繰り返し / 配列 / メソッド / パッケージ
●第II部 すっきり納得オブジェクト指向
オブジェクト指向の全体像と本質 / インスタンスとクラス / コンストラクタ
/ 静的メンバ / カプセル化 / 継承 / 抽象クラス / インタフェース / 多態性
●第III部 もっと便利にAPI活用術
日付の扱い / Objectクラス / ラッパークラス / 例外 / その他のAPIの紹介
中山清喬(なかやま・きよたか)
株式会社フレアリンク代表取締役。
IBM内の先進技術部隊に所属しシステム構築現場を数多く支援。
退職後も研究開発・技術適用支援・教育研修・執筆講演・コンサルティング等を通じ、
「技術を味方につける経営」を支援。現役プログラマ。
講義スタイルは「ふんわりスパルタ」。
著書に『スッキリわかるJava入門 実践編』『スッキリわかるSQL入門 ドリル215問付き』。
国本大悟(くにもと・だいご)
文学部・史学科卒。
大学では漢文を読みつつ、IT系技術を独学。会社でシステム開発やネットワーク・サーバ構築等に携わった後、フリーランスとして独立する。
システムの提案、設計から開発を行う一方、プログラミングやネットワーク等のIT研修に力を入れており、
大規模SIerやインフラ系企業での実績多数。著書に『スッキリわかるサーブレット&JSP入門』。
まえがき
「dokojava」の使い方
本書の見方
第0章 Javaをはじめよう
0.1 ようこそJavaの世界へ
0.2 はじめてのプログラミング
第I部 ようこそJavaの世界へ
第1章 プログラムの書き方
1.1 Java開発の基礎知識
1.2 Javaプログラムの基本構造
1.3 変数宣言の文
1.4 第1章のまとめ
1.5 練習問題
1.6 練習問題の解答
第2章 式と演算子
2.1 計算の文
2.2 オペランド
2.3 評価のしくみ
2.4 演算子
2.5 型の変換
2.6 命令実行の文
2.7 第2章のまとめ
2.8 練習問題
2.9 練習問題の解答
第3章 条件分岐と繰り返し
3.1 プログラムの流れ
3.2 ブロックの書き方
3.3 条件式の書き方
3.4 分岐構文のバリエーション
3.5 繰り返し構文のバリエーション
3.6 制御構造の応用
3.7 第3章のまとめ
3.8 練習問題
3.9 練習問題の解答
第4章 配列
4.1 配列のメリット
4.2 配列の書き方
4.3 配列と例外
4.4 配列のデータをまとめて扱う
4.5 配列の舞台裏
4.6 配列の後片付け
4.7 多次元の配列
4.8 第4章のまとめ
4.9 練習問題
4.10 練習問題の解答
第5章 メソッド
5.1 メソッドとは
5.2 引数の利用
5.3 戻り値の利用
5.4 オーバーロードの利用
5.5 引数や戻り値に配列を用いる
5.6 コマンドライン引数
5.7 第5章のまとめ
5.8 練習問題
5.9 練習問題の解答
付録A JDKを用いた開発
A.1 Javaの開発に必要なツール
A.2 コマンドラインプロンプトの使い方
A.3 ソース編集・コンパイル・実行
第6章 複数クラスを用いた開発
6.1 ソースファイルを分割する
6.2 複数クラスで構成されるプログラム
6.3 パッケージを利用する
6.4 名前空間
6.5 JavaAPIについて学ぶ
6.6 クラスが読み込まれるしくみ
6.7 パッケージに属したクラスの実行方法
6.8 第6章のまとめ
6.9 練習問題
6.10 練習問題の解答
第II部 すっきり納得オブジェクト指向
第7章 オブジェクト指向をはじめよう
7.1 オブジェクト指向を学ぶ理由
7.2 オブジェクト指向の定義と効果
7.3 オブジェクト指向の全体像と本質
7.4 オブジェクトと責務
7.5 オブジェクト指向の3大機能と今後の学習
7.6 第7章のまとめ
7.7 練習問題
7.8 練習問題の解答
第8章 インスタンスとクラス
8.1 仮想世界の作り方
8.2 クラスの定義方法
8.3 クラス定義による効果
8.4 インスタンスの利用方法
8.5 第8章のまとめ
8.6 練習問題
8.7 練習問題の解答
第9章 さまざまなクラス機構
9.1 クラス型と参照
9.2 コンストラクタ
9.3 静的メンバ
9.4 第9章のまとめ
9.5 練習問題
9.6 練習問題の解答
第10章 カプセル化
10.1 カプセル化の目的とメリット
10.2 メンバに対するアクセス制御
10.3 getterとsetter
10.4 クラスに対するアクセス制御
10.5 カプセル化を支えている考え方
10.6 第10章のまとめ
10.7 練習問題
10.8 練習問題の解答
第11章 継承
11.1 継承の基礎
11.2 インスタンスの姿
11.3 継承とコンストラクタ
11.4 正しい継承、間違った継承
11.5 第11章のまとめ
11.6 練習問題
11.7 練習問題の解答
第12章 高度な継承
12.1 未来に備えるための継承
12.2 高度な継承に関する2つの不都合
12.3 抽象クラス
12.4 インタフェース
12.5 第12章のまとめ
12.6 練習問題
12.7 練習問題の解答
第13章 多態性
13.1 多態性とは
13.2 ザックリ捉える方法
13.3 ザックリ捉えたものに命令を送る
13.4 捉え方を変更する方法
13.5 多態性のメリット
13.6 第13章のまとめ
13.7 練習問題
13.8 練習問題の解答
第III部 もっと便利にAPI活用術
第14章 Javaを支える標準クラス
14.1 日付を扱う
14.2 すべてのクラスの祖先
14.3 基本データ型をオブジェクトとして扱う
14.4 第14章のまとめ
14.5 練習問題
14.6 練習問題の解答
第15章 例外
15.1 エラーの種類と対応策
15.2 例外処理の流れ
15.3 例外クラスとその種類
15.4 例外の発生と例外インスタンス
15.5 さまざまなcatch構文
15.6 例外の伝播
15.7 例外を発生させる
15.8 第15章のまとめ
15.9 練習問題
15.10 練習問題の解答
第16章 まだまだ広がるJavaの世界
16.1 ファイルを読み書きする
16.2 インターネットにアクセスする
16.3 データベースを操作する
16.4 ウィンドウアプリケーションを作る
16.5 スマートフォンのアプリを作る
16.6 Webサーバで動くJava
付録B Eclipseによる開発
B.1 Eclipseの導入
B.2 Eclipseによる開発手順
付録C エラー解決・虎の巻
C.1 エラーとの上手なつきあい方
C.2 トラブルシューティング
C.3 エラーメッセージ別索引
付録D 構文リファレンス
索引
COLUMN
・dokojavaが利用できないときは
・Javaの予約語一覧
・Javaの進化の歴史
・整数リテラルに関する応用記法
・++や--は、ほかの演算子と一緒に使わない!
・整数型としてのchar型
・Java言語仕様をのぞいてみよう
・数学の表現とJava条件式の表現
・条件式の短絡評価
・配列のlengthと文字列のlength()
・メソッドのシグネチャ
・JREとは
・バイトコードと仮想マシン
・JARファイルとは?
・デフォルトパッケージ
・import宣言はあくまでも「めんどうさ軽減機能」
・もっとAPIを知りたくなったら
・クラスパスに自動的に加わるrt.jar
・統合開発環境を用いた効率的な開発作業
・似ているようで異なるjavaとjavacの引数
・「考え方」「捉え方」の違いが世界を変えることもある
・thisは省略しないで!
・クラスに対するアクセス修飾の定石
・「祖父母」インスタンス部へのアクセスは不可能!
・継承関係によるアクセス制御
・インタフェースにおける定数宣言
・インタフェースメソッドのデフォルト実装
・java.sql.Dateと混同しない
・「月」の値にご用心
・System.out.println()の中身
・例外をもみ消さない
・さまざまなモノにつながるストリーム
・本書のソースコードを入力する場合の注意点
・便利なショートカットキー