
判断の論理学

21世紀の複雑な社会を生きていくためには、「問題の合理的な発見・分析・解決」が不可欠である。それには、言葉によって、「論理的な思考」の訓練をつむことが、必要になってくる。本書は、日常生活にも役立つような視点から、わかりやすい事例で論理的思考方法を説明していく。
論理学を、生きていくために必要なスキルと位置付けて、日常生活にも役立つような視点から、分かりやすい事例で解説したテキスト。信頼できる倫理と正しく導く論理を身につける入門書。
藤川/吉美
1936年生まれ。慶応義塾大学卒業。慶応義塾大学大学院修士課程修了。文学博士。現在、総合政策研究所所長、千葉商科大学政策情報学部教授
第1章 舵取りのプロセスとしての人生
個人的な舵取りの問題
社会的な舵取りの問題 ほか
第2章 合理的な問題解決
演繹的・論理的な方法
帰納的・実証的な方法 ほか
第3章 判断の論理分析
ジレンマの悲鳴
嘘、詭弁、強弁 ほか
第4章 問題解決の要点
問題の本質を見抜く
トラブル解決法 ほか
第5章 論理的な証明法
証明による判断の誤りの発見
論理的証明のためのルール ほか