キャリア教育論 ―仕事・学び・コミュニティ―
大学で学ぶことは、将来のキャリアにどのようにつながっていくのか。授業、インターンシップ、就職活動、そして就職後の働き方・学び方について、学習研究や教育学、心理学、経営学の諸理論からわかりやすく解説する。
大学で学ぶことは、将来のキャリアにどのようにつながっていくのか。授業、インターンシップ、就職活動、そして就職後の働き方・学び方について、学習研究や教育学、心理学、経営学の諸理論からわかりやすく解説する。
荒木淳子(あらき・じゅんこ)
[第1章~第4章、終章]
産業能率大学情報マネジメント学部准教授
東京大学大学院学際情報学府博士課程中退。博士(学際情報学)。シンクタンク研究員、東京大学大学院情報学環助教等を経て2010年より現職。専門はキャリア教育、学習環境デザイン。
主な業績に「企業内人材育成入門」(共著、ダイヤモンド社、2006年)、「企業で働く個人のキャリアの確立を促す実践共同体のあり方に関する質的研究」(「日本教育工学会論文誌」33(2)、2009年)など。
伊達洋駆(だて・ようく)
[第6章、第8章、終章]
株式会社ビジネスリサーチラボ代表取締役
神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程修了。修士(経営学)。同研究科在籍中に株式会社ビジネスリサーチラボを創業。「日本社会に研究を位置づける」をミッションに、社会科学系の調査研究を巡る産学の距離を近づける事業を展開。
松下慶太(まつした・けいた)
[第5章、第7章]
実践女子大学人間社会学部准教授
京都大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。フィンランド・タンペレ大学研究員を経て、2008年から実践女子大学人間社会学部専任講師、2012年より現職。専門はメディア論、若者論、コミュニケーション・デザイン。主な業績に「ネット社会の諸相」(編著、学文社、2015年)、「デジタル・ネイティブとソーシャルメディア」(単著、教育評論社、2012年)など。
はじめに
第1章 大学生とキャリア
第2章 キャリアと学習
第3章 「大学生」という時期
第4章 大学の授業で学ぶ
第5章 社会との関わりの中で学ぶ
第6章 職場に参加して学ぶ
第7章 「シューカツ」とは何か?
第8章 就職後の学びとキャリア
終章
索引
著者紹介