道徳科初めての授業づくり
教員を目指す大学生と若手教員を主な対象に、大学の道徳教育の授業や初任者研修等に使えるテキスト。
道徳授業方法を類型化してそれぞれの長所・短所を示すことで、自分の授業スタイルを確立し、改善し続けていくためのガイドブック。
教員を目指す大学生と若手教員を主な対象に、大学の道徳教育の授業や初任者研修等に使えるテキスト。
道徳授業方法を類型化してそれぞれの長所・短所を示すことで、自分の授業スタイルを確立し、改善し続けていくためのガイドブック。
吉田誠(よしだ まこと)
山形大学学術研究院教授地域教育文化学部担当
1965年3月大阪府堺市生まれ
2002年3月筑波大学大学院博士課程教育学研究科単位取得満期退学
2006年10月尚絅大学文化言語学部講師
2012年4月山形大学地域教育文化学部准教授
2015年4月山形大学地域教育文化学部教授
主な著書・論文
吉田誠「基礎からわかる道徳教育 子どもたちが未来に希望の持てる道徳教育を行うために」(NSK出版,2012年)
吉田誠「モラル・アフォーダンスの観点から見た道徳教育-生態学的道徳教育学の可能性-」「道徳と教育」No.332(日本道徳教育学会,2014年3月)
吉田誠・逸見裕輔「資質・能力を意識したカリキュラム・マネジメントに基づく道徳科の評価─コンピテンシー・モデルを用いた複数授業構成とエピソード評価─」「倫理道徳教育研究」創刊号(日本倫理道徳教育学会,2017年12月)
木原一彰(きはら かずあき)
鳥取県公立小学校 教諭,鳥取県公立学校エキスパート教員
1970年3月鳥取県鳥取市生まれ
1992年3月鳥取大学教育学部卒業,4月より公立学校教諭として採用
2002年3月鳥取大学大学院教育学研究科修了
2006年4月~2015年3月まで,鳥取大学附属小学校に勤務
2012年2月一般財団法人 総合初等教育研究所主催「道徳と特別活動の教育研究賞」において,文部科学大臣奨励賞・最優秀賞を受賞
2017年4月鳥取県公立学校エキスパート教員(道徳)に認定
主な著書・論文
木原一彰「先人の生き方に学ぶ道徳の時間の創造─エピソードファイルを活用した授業実践─」「道徳と特別活動」(文溪堂,2013年6月)
木原一彰「複数関連価値統合型の道徳の時間の可能性─学習指導過程の固定化を克服するために─」「道徳と教育」No.333(日本道徳教育学会,2015年3月)
「小学校新学習指導要領の展開─特別の教科 道徳編─」(明治図書,2016年2月),「「考え,議論する」道徳の指導法と評価」(教育出版,2017年3月)など分担執筆多数。
[ 基礎編]
第1章 道徳教育に対する誤解を解く
第2章 道徳を捉える新たな視点
第3章 道徳授業のねらいに基づく8類型
第4章 道徳授業の発問の構成法
第5章 道徳科の学習指導案の作り方
第6章 道徳科の評価
[ 実践編]
第7章 各授業類型のねらいと発問の特徴
第8章 教材分析の視点
第9章 発問分析による授業づくりの視点例
第10章 授業づくりの実際とさらなる探究1─カリキュラム・マネジメントに基づく道徳授業の探究─
第11章 授業づくりの実際とさらなる探究2─テーマ発問と構造的板書による授業改善─
第12章 授業づくりの実際とさらなる探究3─「考え,議論する」教科授業を基盤とする問題解決的授業─
第13章 授業づくりの実際とさらなる探究4─「教材を教える」授業から「教材で探究する」授業へ─
[ 応用編]
第14章 新たな授業づくりの方向性─ジグソー法を用いたコンピテンシー・ベースの道徳授業─
第15章 校内研究会による授業力の向上