2019年版 司法試験&予備試験 完全整理択一六法 刑事訴訟法
受験用六法としての活用、司法試験、司法試験予備試験の短答式および論文式試験に必要な条文・判例・過去問知識の情報を、図表・判例索引などを用い、見易く整理することで、効率的な受験勉強を可能としました。
重要基本論点のポイント解説や全体構造の把握を盛り込み、全体的に大胆なメリハリを付け、効率的な学習ができるように工夫しています。
★最新法改正対応
平成30年6月末日までに公布された法改正を盛り込みました。
★必要十分な知識・判例を掲載
刑事訴訟法の短答式試験は、平成27年度から予備試験でのみ実施されるようになりました。
予備試験では、捜査及び公訴・公判を中心として、各分野から満遍なく出題されています。刑事手続の流れを様々な切り口から問うパターンが増えており、このような問題に対応するには、単に条文や判例の知識を丸暗記するだけでは不十分です。手続の流れを、そのような制度設計が採られた趣旨とあわせて理解し、さらに、それを反復して知識を定着化するという、理解と記憶のフィードバック作業が必須となります。
本書は、そのような作業を効率的に行えるよう、手続ごとに要点をまとめた図表を掲載しました。そして、関連する重要判例も記載し、手続の流れと学説・判例を関連づけて理解しやすいように配慮しました。
また、類似した手続や制度、重要論点における学説の対立・あてはめについても、図表にまとめ、比較しながら知識を整理できるよう工夫しています。
刑事訴訟法分野では、裁判員法・検察審査会法など、周辺に位置づけられる個別法が多数あり、実際、これらの個別法からも出題されています。本書では、司法試験・予備試験への出題が予想される個別法についてもコンパクトにまとめ、普段の勉強でなかなか手が回らない個別法にも対応できるようにしました。
★司法試験短答式試験、予備試験短答式試験の過去問情報を網羅
本書では、司法試験・予備試験の短答式試験において、共通問題で問われた知識に〔共〕マーク、予備試験単独で問われた知識に〔予〕マーク、司法試験単独で問われた知識に〔司〕マークを付しています。
複数のマークが付されている箇所は、各短答式試験で繰り返し問われている知識であるため、より重要性が高いといえます。
★最新判例インターネットフォロー
短答式試験合格のためには、最新判例を常に意識しておくことが必要です。そこで、LECでは、最新判例の情報を確実に収集できるように、本書をご購入の皆様に、インターネットで随時、最新判例情報をご提供させていただきます。
アクセス方法の詳細につきましては、本書中の「LEC司法試験書籍ウェブサイト」の頁をご覧ください。
総則(第1条‐第188条の7)
捜査(第189条‐第246条)
公訴(第247条‐第270条)
公判
証拠(第317条‐第328条)
公判の裁判(第329条‐第350条)
証拠収集等への協力及び訴追に関する合意
即決裁判手続
上訴
非常手続
略式手続(第461条‐第470条)
裁判の執行(第471条‐第507条)